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「高山病」登山だけでなく、機内での体調不良の原因に [ニュース]

高山病は標高2000メートル以上の高所など酸素が薄い環境で発症し、

頭痛、めまい、吐き気、腹痛などの症状が表れ、

重症化すると意識不明や呼吸困難に陥り、命に関わる恐れもある病気です。


海外旅行などで長時間飛行機に乗っていて体調を崩す人がいる。

それは高山病の影響かもしれません。


巡航中の機内も標高2000~2400メートルに相当する気圧で

酸素も薄くなります。

高度1万メートル以上になると、気圧は地上の4分の1以下になるため

機内を地上と同じにしていると機体が大きく膨らみ、

機体劣化の原因になる。そこで機内の気圧を20~30%下げます。

登山は時間をかけながら登るが、飛行機は離陸後30分ほどで

標高2000メートル前後の環境になるので、高山病になりやすい。


高山病の症状が出たら、乗務員に申し出てください。

ベテラン乗務員なら適切に対処してくれます。

よく使われるのがアセタゾラミド(商品名ダイアモックス)で、

脳の血管を広げて脳内の血流が増すため、

脳内の低酸素状態を改善する効果が期待されます。





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