ガソリン価格、12週連続で上昇 170円迫る [ニュース]
14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの
全国平均小売価格は16日経済産業省資源エネルギー庁によると
前週(7日)と比べ20銭高い169円90銭となりました。
12週連続の値上がりで、節目となる170円に迫りました。
ガソリン価格は約5年10カ月ぶりの水準で、
車の保有が多い地方を中心に家計の負担が増しそうです。
また、運輸など商業活動にも影響が及ぶ可能性があります。
価格上昇の原因は、原油価格の高止まりを受け、
石油元売り各社が卸売価格を引き上げており、
小売店の転嫁値上げも広がっているためです。
ただ、調査した石油情報センターによると、
イラク情勢が膠着(こうちゃく)していることなどを背景に、
アジアで指標となるドバイ原油の今週の価格は
1バレル=108ドル22セントで、
先週に比べ1ドル50セント下がっている。
このため、今後はガソリン価格が値下がりする可能性もありそうです。